晩婚DINKSの人生の楽しみ方

都心に住む晩婚DINKS夫婦二人のお気楽な日常です。海外旅行やフィギュア観戦、F1観戦、野球観戦などの趣味とお金の話が中心になります。

平昌オリンピックフィギュアスケート男子シングルSP現地観戦

オリンピックが終わってから振り返る平昌オリンピック現地観戦、2月16日の男子シングルショートプログラム

2月9日から12日までの団体戦の現地観戦終了後、日本に帰国して2日間フルで仕事した後に再び2月15日に渡韓。宿泊ホテルはソウル駅近くのフォーポインツバイシェラトンソウル南山。今回の宿泊先はとにかく会場へのアクセス重視のためソウル駅からの近さのみで選んでます。

朝7時のソウル駅発のKTXに乗車し、江陵駅からシャトルバスに乗り、再び江陵アイスアリーナへ。KTX下車後約30分程度の移動で会場の自分の席までたどり着きます。ショートプログラムの日はB席の後ろの方の席でした。

羽生結弦選手は最終組の一番滑走予定。それまでの間も他の選手の演技をずっとこの席から観てました。

 

大歓声とともに最終組の選手が登場。

昨年の10月にモスクワで開催されたロステレコム杯以来の試合です。怪我の影響が出ないことを祈り、ドキドキしながらの観戦です。

応援の声が静まり、ショパンのバラード第1番が流れ始めます。羽生結弦選手の演技は観客を引き込む素晴らしい演技です。無駄な動きが一切なく、すべての動きが音楽に合わせてあり、音楽に合わせて彼が滑るのではなく、羽生結弦選手が音楽を奏でているような感覚に陥ります。

音楽との一体感、会場との一体感、ただ一人別次元での演技をオリンピックに合わせてくるその調整力と才能。自身の持つ世界最高得点は更新できなかったけれど、凄い点数が出ましたよ!

この後滑る選手が5人いるけれど、この日はこれ以上の点数は絶対出ないだろうとこの時点で思いました。それくらい素晴らしい演技でした。羽生結弦選手の演技はTVで観てても凄いと思いますが、現地で観るのがおすすめです。各国の解説が絶句するのも、素晴らしいと連呼するのも、現地で観たらその理由がとても良くわかります。

うまく表現できないけれど、羽生結弦選手の演技は一つの芸術作品を観ている時間で、他の選手はフィギュアスケートの試合を観ている時間、とでも言ったらいいのでしょうか。

帰国してから何度もこの録画を観ましたが、観るたびに現地での興奮を思い出します。いや、本当に観に行って良かったです。