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稚内のすぐ北にあるユジノサハリンスクにてゴンドラを乗り継いで山に登ってきました。モスクワまでは9337㎞!
勝利の広場から山頂へ行くリフト(ゴンドラ)に乗りました。一度山の中腹で乗り換えるので、チケットを購入するときに山頂まで行くかどうかを聞かれます。
冬は普通にスキー場として利用されているようです。
ちなみに歩いて上ることも可能です。あと車でも途中まで行くことができます。
下りもリフトで降りられますが、山頂から中腹までリフトで降りた後は歩いて降りました。旅行中は必然的に歩く距離が増えますが、この日は山を下りるのに相当歩いたらしく、27,000歩ほど歩いたようです。
ユジノサハリンスク自体は非常にコンパクトな街なので、市内の観光だけなら2日あれば十分です。次に行くことがあれば、車で郊外目指したいと思います。
日本海挟んで対岸で移動してきた2018年 pic.twitter.com/wBxshOosYx
— ショコ@Vancouver⛸✈︎2019SFC修行尼 (@2019SFC1) October 31, 2018
ロシアの滞在登録(レギストラーツィア)とルーブル両替について
極東ロシアで出会ったアジア人は中国人と韓国人が圧倒的に多かったのですが、その理由には日本人は滞在のためのビザが必要だからというのが大きな理由だと思います。
ビザについては、2018年はサッカーワールドカップがあったこともあり、FANIDでの入国が可能だったり、極東地域ではe-VISAが導入されたりと、以前と比較した場合はずいぶんと行きやすくなったとは思います。
が、e-VISAは一部地域だけでの運用であり、周遊旅ではやはりビザが必要です。ビザの取得自体は全く難しくはないので、ロシア旅行に興味がある方でビザが必要な方はこちらを参考にしてください。
今回はユジノサハリンスクに2泊、ウラジオストクに2泊、シベリア鉄道車中泊1泊、ハバロフスク2泊の旅でしたが、ユジノサハリンスクとハバロフスクではホテルチェックイン時にレギストラーツィアがありました。
レギストラーツィア(滞在登録)自体は難しいものでもなんでもなく、ホテルに滞在する場合は、ホテル側で登録をしてくれます。その際にパスポートはチェックイン後フロント預かりとなるので、レギストラーツィアをしてくれている間はパスポートなしで外出することになります。
ロシアでは外国人旅行者はパスポート携帯が義務付けられているので、滞在登録をしている間にパスポートを見せろと警官に言われて、現金を要求されたとかの話もネットには書いてあったりしますが、滞在期間中は一度もそういったことはありませんでした。
滞在登録した後の半券はチェックアウト時にパスポートと一緒にホテルから返却されます。滞在期間、滞在したホテル、氏名、パスポート番号などが書かれた簡単なものです。
一応日本まで持って帰ってきましたが、この半券がないからロシアを出国できないとかはありません。ただし、入国時に記入する書類の半券は出国時に必要なので、こちらはなくさないように。
そしてロシア滞在中の現金調達についてですが、日本でルーブルに両替すると、手数料が30%くらいかかるので、事前両替は全くおすすめできません。
基本的にクレジットカードのキャッシングで現地で引き出すのが、一番ポピュラーな方法になります。と言いつつも、1ルーブルも持たずに日本を出国するのもおすすめできません。
なぜならロシアのATMは壊れていて動かないものがたくさんあるからです。
実際ユジノサハリンスクでは空港に3台並んであったATMのうち、動いたのは1台だけ。街中にあった銀行ATM2台も動かないなんてことがあるので、空港から街中まで移動する分くらいのルーブルはあったほうが良いです。
極東ロシアについていうと、銀行で円からルーブルに普通に両替できます。私はだいたいどこに行くにもほぼ米ドルを少しは持っていくようにしているので、銀行のレートをみて、米ドルからルーブルに両替しました。
警備員のおじさん(ロシア語しか話さない)に両替したいと英語で伝えて、銀行の一番奥にある両替ブースまで連れて行ってもらいました。銀行両替したのはハバロフスクの銀行で1回だけです。
とりあえず、ルーブルへの両替は
・ATMで現地でキャッシングする
がメインですが、結構な確率でATMが壊れているので、日本で5000円分くらいはルーブルに両替しておいたほうが安全です。
そして、利用できるクレジットカードですが、VISAかMASTERの2種だと思ってください。極東ロシアではAMEXはほぼ使えません。
極東ロシア3都市で訪問したロシア正教会(ユジノサハリンスク・ウラジオストク・ハバロフスク)
シベリア鉄道のリュークスでウラジオストクからハバロフスクまで乗ってみた
お盆の超絶ハイシーズンにシベリア鉄道でウラジオストクからハバロフスクまで移動してきました。今回利用したのはリュークス(特等寝台)です。
チケットは事前に日本で購入済。
ロシア国鉄サイトから購入しているので二人分1コンパートメント貸し切り、日本円で22530円です。
特等寝台は2人でコンパートメント貸し切りできる他、シャワーがついていて、アメニティやら朝食もついてきます。
ウラジオストク駅はこんな感じです。入口でセキュリティチェックがあります。乗車した日は中国のツアーの人が多かった印象です。
駅待合での案内。1番線から乗車しました。
実際に乗車した列車。ウラジオストクは夜8時過ぎても外は明るいです。印刷したチケットを持っていきましたが、乗車時にバーコード入りのチケットを確認されることはなく、パスポート確認でした。
コンパートメントに案内され、女性の車掌さんから一通りの説明(英語)を受けます。
車内の雰囲気だけ。説明を受けた後に、翌朝の朝食メニューをチーズか魚か聞かれたので二人とも魚を選択。
エアコンもついていて快適ですが、エアコン作動するのは列車が動き始めてからです。
コンパートメントについている洗面台。この反対側にトイレがあり、中間地点にシャワーがあります。
アメニティポーチには一通り必要なものが入ってます。
ベッドメイキングは自分たちでやりましたが、基本的にシーツも布団も全部セットされているので、実際にやることは荷物の収納と座席をベッドにするくらいしかなかったです。
列車の振動はそれほど気になることもなく、翌朝までぐっすり眠れました。
翌朝の車窓から。
前日に魚を選んだら、朝食にはスモークサーモンと温かいオムレツがサーブされました。
ハバロフスクで降りたので、昼間のシベリア鉄道には今回乗ってません。
いつかシベリア鉄道も全区間乗車したいと思いますが、おそらく私の旅行スタイルだと、ずっと乗りっぱなしはしないと思うので、何年かかけて区間を区切って制覇するんだと思われます。
極東ロシアのごはんはインスタ映えするよ!Instagramで振り返るロシア料理
お盆休みに行った極東ロシア8泊9日で食べたものをInstagramで振り返ってみます。
昨日の #晩ごはん #vladivostok #LozhkiPloshk#ペリメニ #ボルシチ 美味しい😋太って日本に帰りそうな予感
ウラジオストクで入ったレストランは日本語メニューがあって、ロシアの伝統料理のボルシチ、ペリメニ、オリヴィエ頼んで、全部美味しかった!私は旅行中ずーっと自家製レモネード飲んで、主人は普段飲まないビールとともに食事。ビールは味見程度で飲んだけど、これも美味しかった!
#vladivostok お昼ごはんまだひとつもはずれのごはんが無いレストランやホテルでは英語通じるので、困ることはほぼない🙆🏻♀️
ウラジオストクで食べたお昼ごはん。アルバート通り沿いにあるレストランで食べたもの。このレストランも英語メニューがありました。あと韓国語と中国語メニューもありました。
真夏の #vladivostok #晩ごはん 食べたもの全てが美味しい🤗
ウラジオストクで食べた晩ごはん。雨降っててちょっと寒かったので、ウハーで暖まり、〆はデザート。このお店は人気のお店っぽいので、予約してから行くほうが良いです。ディナーの時間に予約なしで入れたのは、私たちが最後でした。後から何組か予約なしできていた人たちは席がないって断られていたので。
#khavarovsk で #お昼ごはん 何食べても美味しい😋🙆🏻♀️
ハバロフスクで見かけたお店で食べたお昼ごはん。ビールと自家製レモネードも頼んで約1800円。このお店のごはんも美味しかったなぁ。
@sopka_restaurant での #晩ごはん #khabarovsk のごはんもめっちゃ美味しい🙆🏻♀️
ハバロフスクで泊まったソプカホテルのレストラン。他のレストランに行くことなく、2日間ここで晩ごはん食べた。
@sopka_restaurant で2日続けて #晩ごはん 楽しかった極東ロシア3都市周遊個人旅、残りは韓国から日本に戻る✈︎で終了#khabarovsk
同じくホテルのレストランにて。ロシアの食べ物っていうと、日本だとイメージつかないと思うけど、現地で人気ありそうなお店ならハズレに当たることないし、基本的に何食べても美味しいです。
ロシアで食べた最後の食事❤️#お昼ごはん #オープンサンド #khabarovsk @sopka_restaurant
空港行く前のランチで食べたオープンサンド。これも美味しかったなぁ。
お盆休みは極東ロシア周遊旅#travel #russia #yuzhnosakhalinsk
ユジノサハリンスクで行ったジョージア料理のお店。ここも美味しかった!
観光地にあるレストランはだいたい英語メニューがあるので、困ることはほとんどないと思います。観光地化しているウラジオストクならほぼ英語通じるから、困ることもないだろうし、何よりもごはんが美味しい。
そしてロシアの飲食店はみんなInstagramのアカウント持ってて、とにかく盛り付けまで凝りまくりの店がたくさんありました。
31年前にヤルタの近くで1ヵ月過ごした時とは大違いで、旧ソビエト連邦共和国時代は、ひたすらオートミールが出てきた記憶が。
番外編でハバロフスクで食べたジェラート。おばちゃんに韓国から来たの?って聞かれたから、日本から来たんだよって答えたら、「ありがとうございます」って日本語が返ってきた。
アイス以外にも道端でピロシキ売っていたり(1個30ルーブル前後)、酒屋に行ったらものすごい種類のウォッカが置いてあったり(しかもめちゃ安い)、日本にいたら経験できないことが楽しめた旅でした。
英語が通じない国ロシア、親切な現地ロシア人のおかげで旅ができた
極東ロシア3都市周遊旅を計画した時点で、おおむね想像はしていた英語通じない問題。
去年モスクワに行った時も、本屋で英語が通じなくて猫の本買うのに、猫の鳴きまねするという荒業をしてきたわけですが、極東ロシアもほぼほぼ英語通じないと思った方がよい場所でした。
ユジノサハリンスクin、ハバロフスクoutで行ったわけですが、まず入国審査の段階からして英語はほぼ通じません。韓国経由で入国したため、同じ便に日本人はいなかった模様。
小さな空港なので飛行機降りた後は全員バス移動。入国審査ブースは3ブースしかなく、どうやっても早く通過はできないのでほぼ一番最後に入国しました。一応航空会社の人優先、ロシア国民とベラルーシ国民優先、その他で3ブースです。
イミグレ通過するまで1時間はかかったかな。。。アシアナ航空で到着した人しかその時間にはいないのですが。スーツケースはとっくにターンテーブルから降ろされてて、ベンチの横に置いてありました。
スーツケースピックアップ後に国内線側ビルの2FにあるATMでルーブルをキャッシング。ちなみに3台並んでたATMですが、2台はカードが普通に戻ってきて使えませんでした。
空港からホテルへ移動するには、バスに乗っていくわけですが、バスも勝手がわからないので、このホテルに行きたいのですが、このバスで行けますか?と英語で聞いたら、運転手さんから返ってきた答えが「No English!」の一言!
めげずにGoogleMapを見せて、車掌さんに聞いて、料金払って乗車。1人20ルーブル計算だけど、スーツケースも1人カウントされるので、2人+2個スーツケースで80ルーブル。料金説明はきちんとしてくれました。(ロシア語だけど)
降りるバス停もちゃんと教えてくれるし、ホテルまでの道のりもきちんと教えてくれるので、とても親切です。
そしてホテルのフロントですが、ユジノサハリンスクのホテルフロントのお姉さんはGoogle翻訳を駆使して説明してくれました。
路線バスに乗車するには、どこで降りるかを運転手さんに申告して乗車時に料金を払います。で、英語は通じません、と。
今回の旅行で覚えたロシア語は、ヴァグザール(駅)。ヴァグザールと言って、乗車したものの正確にはどこで降りたらいいかわからない私たちに対して、乗客(ロシア人のおばちゃん)3人くらいが、降りるバス停で「ヴァグザール!」と叫んでくれて、無事に降りることができました。めっちゃロシアの人たちは親切なので、それに助けられた感じ。
3都市周遊した中で、ウラジオストク>ハバロフスク>ユジノサハリンスクの順で英語は通じました。
ウラジオストクは観光名所と観光客相手のレストラン、ホテルフロントは英語が普通に通じるので困ることはないです。レストランに至っては、何なら日本語、中国語、韓国語、英語のメニューまで置いてあるところもたくさんあります。
ハバロフスクはお店と人によるかな。もう英語通じないと思った瞬間から、こっちも全部Google翻訳で突破したらいいや、と割り切ったのでさほど困ることもなかったですが。
この写真はハバロフスクの国際線空港。今新しい空港を建設中なので、そのうちこの建物は使われなくなります。
英語通じないよという話ですが、Google翻訳あればいいので、個人手配旅行でもそんなに困ることはないです。もちろん片言でもロシア語わかったほうが楽しいとは思います。